幸福度日本一の福井で暮らす

定住者インタビュー

福井のものづくりの
心を蘇らせる
若き移住者たちの挑戦。

福井のものづくりの力に惚れ込み移住し、
現在は移住者の視点で福井のものづくりを広く発信している若きクリエイティブ集団“TSUGI”のみなさんにその魅力を語っていただきました。

福井のものづくりの魅力と
仲間との奇跡の出会い

永富
学生時代、河和田アートキャンプで滞在したことが、大きなきっかけになり、それぞれがこの町で面白いこと、志すことを見つけ、移住しました。僕はものづくりの仕事に憧れがあり、すでに仲間がここでものづくりに従事していたので、この町なら想いが叶うと感じました。
新山(直)
移住して一年目は不安でした。町の壮年会に入り、そこで地元の人に可愛がってもらい、徐々に地域と繋がっていきました。そして、だんだんと地場産業の深い部分を知り、地域に惚れ込んでいきました。
楳原
ここでは仕事と生活が密接しています。以前は時間になると仕事が終わるので、世界が狭いと感じていました。でも、今は仕事と遊びの境界がいい意味で曖昧で、プライベートの活動からも繋がりが生まれ広がっていくので面白いです。
今川
僕は、昔使っていたメガネに「hand made in Japan」と書かれていたことが印象に残っていて、鯖江で実際にメガネづくりの現場を見た時、その意味が分かりました。メガネの仕事に就こうと決めたのは、進路を迷っていた時にその時のことを思い出したからです。
新山(悠)
私は、ずっと都会暮らしだったのでこちらでの生活が想像できなかったのですが、暮らしてみると面白いです。ここでは何か頑張るとお金ではない別の形で返ってきます。例えば玄関に野菜が置いてあるとか(笑)。
新山(直)
これだけ仲間が集まったことは、本当に奇跡です。一人で出来ることは限られていて、仲間が欲しいと思っていた時に、4人が同時期に移住してきたので、皆に声をかけ、拠点づくりを始めました。

地方だけど最先端
日本で一番クリエイティブな田舎をつくる

新山(直)
楽しいことは自分達で作ろうというのが、 TSUGI を始めた動機の一つです。
永富
僕たちは異業種の集まりなので、それぞれが得意分野を生かして仕事の枠を越えた活動をしています。
新山(直)
核はものづくりですが、“よそもの”の視点で福井の良さを発信することで福井のファンを作ろう、というコンセプトで、10 年後の僕たちが担い手になるには何をすべきかを考えています。現在はこのメンバーのほか、移住してきた職人達と一緒に、空き工房を利用し、ものづくりの拠点となるシェア工房を作る計画をしています。
永富
作り手が多い町なので、彼らが会話し、実際に作れる場所にしたいです。また、訪れた人がものづくりに興味を持ってくれる場になればいいですね。
新山(直)
一人から徐々に仲間が増え、ファンも増えてきました。今は、実際にものを作り始め、河和田のものづくりを通して地域や次の未来へとシフトしていく流れをつくりたいです。河和田を日本で一番クリエイティブな田舎にしたいですね。そのためには僕たちも成長し、ものを作っていかなければならないし、定住支援やものづくり環境の整備も行わなければならない。田舎だけど最先端のことをやっているという意識で行動しています。

ものづくり王国で働く
地場産業の可能性

永富
これからは産地が自ら仕事を作り、自己発信することが大切です。
新山(直)
この町から半径 10km 圏内に、5つの伝統工芸品産地と眼鏡と繊維の2つの地場産業がある。産地が集積しているところは、福井の大きな魅力です。モノづくりには、コトづくりとミチづくり、つまりプロモーションも必要です。福井にはよい物をつくる会社が多いので、TSUGI の活動を通してプロモーションや流通のお手伝いもしたいですね。もっと多くの人にこの魅力を知って欲しい。地場産業に対して悲観的な意見もありますが、僕たちはむしろ可能性を感じています。
永富
最後に移住を検討している人へ、田舎にはあまりアパートがないので、いきなり一軒家に入ることもあります。でも、ハードルが高いですよね。だから、例えばゲストハウスに長期滞在してお試ししてみるのもいいですよ。僕たちの今後の活動では、そういった移住者の受け皿となる場も作っていきたいですね。

TSUGI(ツギ)

関西から移住した20代7名による、デザイン+ものづくりユニット。福井の文化や地場産業の魅力を発信すべく2013年に結成。鯖江市河和田地区のTSUGI Lab(ツギラボ)を拠点にプロジェクトを展開。
http://tsugilab.com/

永富 三基(ながとみ みつき) さん(代表)

25歳 木地職人

2008~2011年、河和田アートキャンプ参加。大学卒業後、(株)ヤマト工芸に入社し、河和田に移住。

新山 直広(にいやま なおひろ) さん

29歳 鯖江市役所勤務

大学卒業後、河和田に移住。(株)応用芸術研究所で3年間、地場産業の市場調査等に携わる。2012年より鯖江市役所に勤務。今後はTSUGI labに専念予定。

新山 悠(にいやま はるか) さん

28歳 事務職

大学卒業後は大手セレクトショップに勤務。結婚を機に移住。現在は教育機関で事務職として働く。

楳原 秀典(うめはら ひでのり) さん

29歳 NPO職員

大学卒業後、京都で4年間左官職人として働く。2012年河和田に移住し、河和田アートキャンプ事務局に勤め、2013年より環境系NPO職員に。

今川 心平(いまがわ しんぺい) さん

26歳 メガネ職人

学生時代に河和田アートキャンプで地場に根付く「手仕事」に感動し、大学を中退。2010年に鯖江に移住。現在は(有)谷口眼鏡でメガネ職人として働く。


福井Uターンセンター(ふるさと福井移住定住促進機構)

〒910-0858 福井県福井市手寄福井市手寄1丁目4-1 AOSSA 7階
0776-43-6295(直通)

粘土模型製作

ナナ・イロ 岩堀路子さん
愛知県出身の内海あいさんと福井市出身の岩堀さんの音楽ユニット「ナナ・イロ」。福井を拠点に「地域密着型ほんわかミュージシャン」を目指して活動中。クレイアート作家としても活躍されている岩堀さんに、主人公の女の子をはじめ、たくさんの「幸せ」の作品を作っていただきました。

ナナ・イロHP
http://nanairo7716.moo.jp/